非エリート系TOEIC勉強法

　なぜ英語！何で英語を勉強？だってテポドン怖いもん。そもそも英語をしゃべりたいとなんて、ちっとも思わなかった。だって勉強きらいだもん。でも、北朝鮮からのテポドンが日本に向けられているって知ったときさすがにびびった。

　今から5年位前だったかな？テレビを見ていて、オーストラリアはがまだ射程圏に入っていなかった。オーストラリアか？ひらめいた。これは、日本を脱出するしかない。我輩早速、インターネットでオーストラリアへの移住と検索をしてみた。うーん、どうやらかなりの英語力が必要だ。と言っても英語は、高校卒業以来まったくやっていない。

　早速、NHKのラジオ講座に挑戦。本屋で一番易しいコースを買ってきた。これは、びっくり、まったく聞き取れない。しかも、一番やさしいコースではないか！かなりへこんだ。これは、全然だめだと思いとりあえず、駅前の英会話スクールに行ってみた。これまたビックリ。とっても高い。だいたい、40分の授業 80回で20万位らしい。ぜったいに無理。20万もの大金はとても無駄。（当時は、勉強にお金を使うことに抵抗があったため）

　何からやろうか迷ったが、とりあえずお金もかけたくないのでNHKのラジオ講座を続けることにした。とりあえず、開始から一ヶ月。進歩の兆しはまったく見えない。勉強時間は、毎日１時間程度。教材はNHKラジオ英語の１（一番易しいの）のみ。とはいっても、毎日聞いていると、少しずつ聞けるようになってきた。あいさつ程度ならなんとかなる。次は続編の2に挑戦。当時の自分には、かなり難しく思えた。さすがに、このままでは永遠に英語をしゃべれる気がしなかったので、結局大金を出し、英会話スクールに行くことにした。

　説明を受けるとTESTをするらしい。しばらく待っていてTestをしてみた。驚くことに、一番下のクラスに該当するらしい。これには、さすがに参った。一月英語を勉強したのでもう少し上に行けると思ったのでショックは大きかった。ただ、一番下なら行かないとごねて、初級の下からスタートすることにした。この出来事が英語上達への闘志に火をつけた。また、自分で教育に２０万という大金を払ってたので無駄にはできないという強い決意も芽生えた。こんな馬鹿に、大学にまで高い授業料を払って行かせてくれた親に感謝。

　これが我輩が勉強を始めたきっかけだ。